こんにちは😊✨
UMPSY FIT(アンプシーフィット)のりょう先生です🎓
食事管理の中でよく話題になる「脂質」。
糖質やタンパク質と同じ三大栄養素のひとつで、私たちの身体にとって欠かせないエネルギー源です。
ホルモンの材料になったり、細胞膜をつくったりと重要な役割があります。
ですが、問題は”摂りすぎたとき”。
脂質は1gあたり9kcalと、糖質やタンパク質(1g=4kcal)の倍以上のカロリーを持っています。そのため過剰に摂取すると、さまざまな悪影響が出てきます。
脂質を摂りすぎると起こること
1. 体脂肪の増加
高カロリーなので、消費しきれない分はすぐに脂肪として蓄積されやすくなります。
ダイエット中の方にとっては大敵ですね。
2.生活習慣病のリスク
飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を過剰に摂ると、血中のLDLコレステロール(悪玉)が増え、動脈硬化・高血圧・心疾患のリスクが高まります。
3.胃腸への負担
脂質は消化に時間がかかるため、摂りすぎると胃もたれや消化不良を起こしやすいです。
4.栄養バランスの乱れ
脂質の割合が多いと、タンパク質やビタミン・ミネラルが不足しがちになります。
筋トレで体づくりをしている方にとっては特に注意が必要です。
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どのくらいで過剰摂取になるの?
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、脂質のエネルギー比率は”総摂取カロリーの20~30%が目安”とされています。
例えば1日の摂取カロリーを2,000kcalとすると、脂質から摂るべきエネルギーは400~600kcal。
これをグラムに換算すると…
・”約44~67g程度が目安”になります。
つまり70gを超えるような食生活が続くと「脂質過多」となりやすいです。
特に揚げ物やスナック菓子、外食の高脂肪メニューが重なるとあっという間に超えてしまいます。
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まとめ
脂質は悪者ではなく、身体に必要な栄養素。
ただし「摂りすぎ」が問題であり、特に飽和脂肪酸やトランス脂肪酸には注意が必要です。
1日の食事を振り返りながら、脂質量が目安の範囲に収まっているかチェックしてみましょう💡
「食事のバランスが難しい…」という方は、トレーナーに相談しながら調整すると安心ですよ😊
最後まで読んでいただきありがとうございました♪