トレーナーをやっていて良かったエピソード

皆様こんにちは!

UMPSY FIT(アンプシーフィット)の えんです!



僕は今年の8月まで、24時間ジムでパーソナルトレーナーとして働いていました。



当時のお客様とのエピソードを紹介します。



<ダイエットに苦戦中の50代男性>
短期間で10kg落とす!という目標を僕に伝えてくださいました。

流石に無謀だな…と判断し、まず僕はお客様に質問をしました。

「〇〇さんは今より痩せたいんですよね?」

「そして筋肉もつけていきたいですもんね。」

そうですね…とお客様から返事を頂き、僕はそのままこう続けました。

「ダイエットは体重の数字がすべてじゃないんです。〇〇さんの今の身長と体重で筋肉ガッチリで体脂肪が少ない人もいれば、〇〇さんのようにダイエット中の人もいます。これは、同じ重さの脂肪と筋肉を比較した時、脂肪の方が体積が大きいからなんです。」

「見た目を変えたいなら、体重の増減ではなく見た目の変化に注視していきませんか?」



見た目に関して話題を展開してしまうと、
思わぬ瞬間でお相手を傷つけてしまうリスクがあります。



ですがパーソナルトレーナーという”お客様の見た目の変化”に携わる仕事をする以上、
必ず避けられない話題です。

そして、最大級に言葉を選びに選びまくった上で
お客様のやる気を引き出す必要があります。



お客様だって真剣なのです。
我々はプロとして、その真剣さに応えなければなりません。



お客様への「見た目の変化に注視していきませんか?」という問いかけに対して
「はい!! (^_^)/」と返していただき、
ご納得いただいた上でパーソナルトレーニングに移行できました。



最後にパーソナルトレーニングを受けていただいてから、
お客様のお仕事の都合でスタッフ在中時間にお会いできる機会がほぼなくなってしまいました。



ですがある日、僕が朝早めに出勤するとそのお客様と再会できました!

そしてお客様からこのように言っていただきました。



「あの時、円福寺さんから『ダイエットは体重じゃない』って言ってもらえて、実は気持ちがすごく楽になったんです。」



「あと、円福寺さんがフィジークの大会に向けて減量頑張っているの知ってるから、刺激をもらえてます!」



“お客様のためになるなら、言うべきポイントはちゃんと言う!”、
“自分の努力が誰かの原動力になりうる”

という思いが僕の原動力です!

執筆者:えん